隣地境界部分に擁壁を作ります。
本体基礎工事に入る前にまず外周を整理していきます。
隣地との高低差が約1.2mほどありました。先行して擁壁を作り工事をしやすくします。
霧島山 宮崎県側、樹齢147年の赤松です。
当初はケヤキと考えていましたが、樹齢や面構えを考慮してこの赤松に決めました。
木の皮を剥いでみると、その木肌と素性(年輪)からこの材の素晴らしさがわかりました。
147年というと幕末の西郷や坂本竜馬全盛のころに生まれたことになります。
この材の表皮を剥ぎながらそんなことを考えていました。
畏怖そして感謝!であります。
大黒柱に7方向から梁が刺さるように組み込まれてきます。
X軸方向の裏表、Y軸方向の左右そして上下、そして梁の上に
牛木が乗り束が立っていきます。
上棟時に細工をするわけにはいきませんので、事前に8割方
組んで調整してみます。