【温故知新】をテーマに・・・有限会社北村建設|注文住宅|増改築|住宅建設|建築工事|木造建築工事|大分県杵築市

トップページ
会社案内
工事実績
施工例
家づくりのこだわり
手作り家具
職人紹介
社長の独り言
サイトマップ
国土交通省
大分県
財団法人大分県建築住宅センター
一般財団法人大分県建築住宅センター
有限会社北村建設
〒873-0002
大分県杵築市大字南杵築447-12
TEL 0978-62-5465
FAX 0978-62-5468
大分県知事許可
(般-17)第9700号
●おおいた住まい守り隊(施工)登録済み
●住宅瑕疵保険
(まもりすまい保険)加入

--------------------------
建築全般
●注文住宅
●増築、減築工事
●寺社建築
●特殊建築
--------------------------
住宅の新築、増築、減築工事、寺社建築まで木造の伝統にこだわり続けます。
お客様のスタイルに合わせたこだわりの住宅を設計・施工・監理致します
--------------------------
建築に関することなら何でもご相談ください。
▼メールでのお問い合わせはこちら
⇒お問い合わせ
施工例
  1. トップページ 
  2. > 施工例
階段介護用品
高齢化社会といわれる今日。介護施設に入居せず自宅で生活を送られている方も多くあると思います。この介護用品は階段の昇降のサポートになるもので腰かけてエレベーターのように使うものです。足腰の弱い方にお勧めです。
お家のご紹介

木造福祉施設

木のぬくもりを感じる施設を!
に応えて樹齢147年霧島山の赤松を大黒柱に。

地鎮祭、起工式、地盤改良工事
地鎮祭、起工式の様子です。
施主様と、施設関係者、工事関係者にて執り行われました。


地盤改良の様子です。
地中にコンクリートと土を練り合わせた柱(直径60cm、L=3m)を50本作ります。
境界部に擁壁を作ります。

隣地境界部分に擁壁を作ります。
本体基礎工事に入る前にまず外周を整理していきます。
隣地との高低差が約1.2mほどありました。先行して擁壁を作り工事をしやすくします。


基礎工事

建物基礎(ベース)を作ります。
外周を木枠で固め、内部に砕石を10cmほど敷き詰めた上に
鉄筋(13mm)を150mm角になるよう配筋していきます。
継手長さや、コンクリートのかぶりしろに注意が必要です。
この時点ですでに給排水の配管が土の中に埋設されています。
配筋の検査、及び施工写真を撮ります。
配筋検査に合格後次はコンクリートの打ち込み作業へと移ります。


ベースにコンクリートを流していきます。
コンクリートの厚みは150〜180mm
強度は24N/㎟以上です。
打設の際には、下地部分への散水と、役40㎥のコンクリートを継足し部
をなくすことに特に留意します。

コンクリートの強度試験を行います。
本当にコンクリートの強度が設計基準を
満たしているか、検査が必要です。
立ち上がり基礎の枠を組みます。
鋼製型枠と木製型枠併用にて特殊部を補います。
この際も、立ち上がりの鉄筋が型枠の中心になるよう留意します。
重要なことは、鉄筋とコンクリートのバランスです。
かぶり厚さが特に大事な訳です。


竪型枠の中にコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートの中に空気を含まないように、バイブレーターを使い
打ち継手が発生しないように留意します。
打設後、天端直しビスやアンカーボルトの設置を行います。
打設後は役3日ほど養生期間とします。

 天端直し後、型枠を取り外して基礎の完成です。
型枠を外すまでは心配ですが、きれいに仕上がっていると
気持ちがいいですね。
 大工としても基礎を作りながら、木部の墨付けもしていきますので、
おさまりが頭に入り、結果良しなのです。
大黒柱

 霧島山 宮崎県側、樹齢147年の赤松です。
当初はケヤキと考えていましたが、樹齢や面構えを考慮してこの赤松に決めました。
木の皮を剥いでみると、その木肌と素性(年輪)からこの材の素晴らしさがわかりました。
 147年というと幕末の西郷や坂本竜馬全盛のころに生まれたことになります。
この材の表皮を剥ぎながらそんなことを考えていました。
畏怖そして感謝!であります。

木部墨付け、切組
 屋根の重量を大黒柱と、23本の松梁(2重)、牛木で支えるために、小屋の組み方(梁の配置)が
とても重要です。

 梁には大きく曲がっているもの、真直ぐなもの、細身、太目とありますが、屋根の力を均等に分散
させ、かつ仕上がった時の納まり(外観に応えるもの)をと考えます。

 大工の腕のみせどころ!ということですか。

 大黒柱に7方向から梁が刺さるように組み込まれてきます。
X軸方向の裏表、Y軸方向の左右そして上下、そして梁の上に
牛木が乗り束が立っていきます。
上棟時に細工をするわけにはいきませんので、事前に8割方
組んで調整してみます。

いよいよ建て方に入ります。
 上棟は2日間で行います、屋根を葺いてしまうまでは10日ほど
かかりそうです。住宅ならば3日で瓦が乗っているはずですが
今回はそう簡単にいきません。
前日の夜、中々寝付けませんでした。
 外周の桁組が終わったのでいよいよ大黒柱の建て方です。
夕日に映える真っ白な巨体、思わず固唾を飲んでしまいます。
25トンのクレーンで大黒柱を吊りながら、10トンクレーンで一本ずつ
梁を組み込んでいきます。
まずはその前に梁の架け口下端に肘木を組み入れます。

サーここからが勝負!
 一段目、四方から梁が組み込まれました。
これから2の辻(二段目)にかかります。
今のところ、大きなミスもなく順調です。
このような施工の場合気を付けることの一番は
あわてないこと!  棟梁がどしっと構えて的確な指示の下
職人さんを動かすことです。
物件はこれから何十年、何百年と残っていくわけです。
ここで、手を抜いたり、妥協を入れると延々と残ってしまうのですから。

あわてない、あわてない・・・・・と自分に言い聞かせながら。
 ようやく棟木も収まり一安心です。  フー。
大黒柱の上部に施主様のお名前と、携わる大工の名とこの大黒柱の
生い立ち(宮崎県霧島山麓、樹齢147年)を棟梁の筆にて記しています。
 しかし、現在はこのように大きなクレーンがあるので
建て方も苦になりませんが、昔の方のご苦労は想像に堪えません。
感謝、感謝!
▲このページのトップへ
| トップページ | 会社案内 | 工事実績 | 施工例 | 家づくりのこだわり | 手作り家具 | 職人紹介 | 社長の独り言 | サイトマップ|
<<有限会社 北村建設>> 〒873-0002 大分県杵築市大字大内4702-1 TEL:0978-62-5465 FAX:0978-62-5468
Copyright © 有限会社 北村建設. All Rights Reserved.